2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今月、ジョギングもウォーキングもしなかったのは9月8日だけだった。その日も片道3キロほどのキャンパスまでの行き帰りは自転車だったから、まったく運動しなかった日は一日もなかった。ウォーキングだけだったのは2日だけで、残りの27日はすべてジョギ…
「堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ」とは、言うまでもなく、終戦の詔書にある表現で、昭和天皇による玉音放送の一節として、終戦の場面を描く映画などにおいても、それこそ数え切れないほど使われてきた。戦後生まれの大多数の日本人にとってさえ、昭和天皇の…
辞書レベル・通時的レベルの次のステップとして、実際の使用例を比較する文脈レベルに移行する。最初は、同じ著者の同じ文脈における使い分けに注意する。同じ著者でも、文脈によって同一の語を微妙に異なった意味で使うこともあるからだ。 もちろん、同一の…
担当しているいずれの授業でも、授業の主題への導入のために私がよく使う説明方式は、その主題に関して、同意語あるいは類義語と見なされることが多い二つ三つの言葉を比較し、それらの間の弁別的価値を明らかにすることを通じて、考察対象となった各語のニ…
金曜日に審査があった修士論文の中に、馬場あき子の「太宰治と日本の古典―なぜお伽草紙か」(『國文學 : 解釈と教材の研究』學燈社 1974年2月号掲載)から以下の引用があった。 それは厭戦の情に発する孤独なユートピアへの脱出であるとも、まるごとの全き人…
昨日金曜日、授業後、午後2時半から4時半まで、修士論文の口頭試問があった。太宰治の『お伽草紙』についての修論の審査である。審査員は私を含めて三人。私以外の二人とも日本学科の同僚で、古典文学と本の歴史と翻訳論を主な研究フィールドとする指導教…
金曜日は10時から14時まで連続で授業があり、最初の「近代日本の歴史と社会」が2時間、残りの2時間は、「メディア・リテラシー」の1時間授業が2コマ。間に5分から10分の休み入れるにしても、トイレ以外で教室を離れる時間的余裕はない。 最初の2時間授…
今日、昼過ぎに1時間15分ジョギングした以外は、ずっと家に籠もりきりで明日の授業の準備と修士論文の口頭試問の際のコメント作成に明け暮れた。 この修士論文のおかげで、その中に引用されている日本の太宰治研究者たちの論文や著作に触れることができたの…
今日の演習から新渡戸稲造『武士道』についての学生たちの発表が始まった。先週までの二回で、新渡戸の生涯と思想、『武士道』についての評価の変遷についての解説を私が担当し、『武士道』の初版への序文と第一章 Bushido as an ethical System と第二章 So…
今週金曜日に、太宰治の『お伽草紙』をテーマとした修士論文の口頭試問に副査として審査に加わる。そのために『お伽草紙』を先週久しぶりに再読した。太宰の物語作者としての文学的才能が遺憾なく発揮された傑作だとあらためて感じ入った。奥野健男のように…
これは私の個人的習慣に過ぎないが、論文や発表原稿の執筆開始以前の準備過程にはいくつかの段階がある。 まず、与えられた諸条件を前提として、その枠組みに収まりそうで、かつ自分が書きたいと思うテーマについてぼんやりと考える。この段階ではメモは取ら…
プラトンの『パイドロス』に、「じじつ、あなたが発明したのは、記憶の秘訣ではなくて、想起の秘訣なのだ」(岩波文庫 藤沢令夫訳 164頁)という文字批判がある。これは、テウトという発明の神様が自分の発明した文字をエジプトのタモス王に誇ったのに対して…
昨日のメディア・リテラシーの授業の最後の15分間で、プラトンの「洞窟の比喩」をメディア論として読む、あるいはそれをメディア論に適用する可能性について、足早ではあったが話した。 その話を始める前に、学生たちに、高校最終学年の哲学の授業でプラトン…
学部三年生になると、日本語学習に熱心で優秀な学生たちは、私に日本語で話しかけてくるし、メールを送ってくる。それは日本語学習者として望ましい姿勢だ。それに対して私ももちろん日本語で受け答えする。 たとえ彼らの文言に文法的には少なからぬ誤りがあ…
午前4時起床。すぐに明日のメディア・リテラシーの授業の準備を始める。昨晩思いついたアイデアに基づいて文献を読み漁った。 昨晩、石田英敬の『大人のためのメディア論講義』(ちくま新書 2016年)の中から読解テキストとして使えそうな箇所を探していた…
今日は走らなかった。早朝から今にも雨が降り出しそうな空模様だった。でも、それが走らなかった理由ではない。今日の午後の修士の演習の準備として、新渡戸稲造の『武士道』の最新の仏訳に付された序説と、二つの現代日本語訳(ちくま新書と角川ソフィア文…
6時23分からきっちり1時間で10,3キロ走る。今日のシューズはミズノの Wave Inspire 17。交互に履き替えている4足のうちで285グラムと一番軽い。その他はどれも300グラムを超える。接地の感触が一番「しっとり」としているのはミズノだ。足首のホールド感…
6時23分から7時35分までの1時間12分で12キロ走る。今日は2週間ぶりにアシックスの GEL-1090 を履いた。これは7月のセール期間中に型落ちで買ったものだが、9月1日から昨日まで履き続けたアシックスの GEL-NIMBUS 23 とは明らかに設計思想が異なり、靴…
日の出はもう7時過ぎになっている。6時にジョギングに出かける、まだ薄暗い中を走ることになる。今朝は、9時から例の日本語音読リモート・レッスンを1時間おこなうことになっていたから、その前にジョギングするのはちょっと慌ただしくなる。そこで、レ…
昨日、朝方雨だった。ジョギングに出かけるきっかけを失う。雨中、徒歩で教室に向う。35分かかった。10時から14時まで4時間続けて授業があり、その直後に学科の教員間の勉強会に2時間参加、そして、来週から私の授業をTAとして手伝ってもらう日本人交換…
今日9月10日は私にとってはちょっと特別な日だ。1996年のこの日に私は家内と2歳半の娘を伴ってフランスの地に降り立った。飛行機の遅れでストラスブール入りはその翌日になった。あれから25年。四半世紀が経った。異国の地で紆余曲折を経つつ星霜を重ねる…
一日ジョギングを休んだことで随分脚の疲れは取れたようだ。今朝は、5時48分から7時26分までの1時間38分で16キロ走った。一昨日のように膝が笑うこともなかった。体組成計の数値もさらに良好になり、体脂肪率は12,9%まで下がった。 ジョギング後は、午前…
今日はジョギングを休んだ。前回、ジョギングもウォーキングもしなかったのは7月6日だから、約二ヶ月ぶりに運動を休んだ。体調が悪かったわけではなく、時間がなかったわけでもないが、午後4時からの修士の演習の準備に朝から時間をかけていたのと荷物の…
6時16分から7時40分までの1時間24分で13,3キロ。今日はほんとうにトロトロ走りだった。それにもかかわらず、途中で何度か膝が笑ってしまった。 「膝が笑う」というのは実に言い得て妙だ。ちょっとググってみると、その原因の一つとして内側広筋の衰えが挙…
5時58分から7時4分までの1時間6分で10,7キロ。なかなかコンスタントに1時間10キロのペースで走れない。8月中は比較的簡単に維持できていたペースなのに、9月に入ってから、走っているときに体の重さ、特に脚に重さを感じて、軽快に走れない。 今日か…
5時48分から6時48分の1時間で10,3キロ走る。かろうじて目標をクリア。日曜日は普段より長く走ることが多いのだが、今日は、明日から始まる授業の準備など、今日中に終えておくべき仕事が三つ四つあるので1時間で切り上げた。コースは、直線路が多く、も…
5時58分から7時10分までの1時間12分で12キロ走る。ぎりぎり1時間10キロのペースを守れたが、8月中旬に比べて体重が1,5~2キロ増えたせいか、その頃と比べてどうも体が重く感じられる。それでもBMIは20,4だから、数値的には問題ない。まあ、これは気分の…
6時15分から7時55分までの1時間40分で15,7キロ走る。走り始めから体がずっと重く感じられ、最後までペースを上げることができなかった。かといって、脚に疲れを感じたり、息が切れたりということはなく、同じペースでなら2時間走り続けることもできそう…
昨夜は就寝が例外的に午前2時と遅かったので、さすがに4時起きは無理で、目覚めたのは6時過ぎだった。すぐにはジョギングに出かける元気もなく、メール処理など雑用を片付けるのにしばらく時間を費やす。 しかし、昨日9月1日から続いている雲ひとつない…
8月31日までの夏休み中によくジョギングした自分へのご褒美として購入したアシックスの GEL-NIMBUS 23 が昨日届き、今朝早速履いて走った。1時間 35分で15,2キロ。7月に買った GEL-1090 とは明らかに設計思想が異なっており、宣伝文句通り、長距離走によ…